ZOZOは国内最大級のファッション通販サイト「ZOZOTOWN」やコーディネートアプリ「WEAR」を運営する企業で、独自の採寸技術ZOZOFITやAIを活用したパーソナライズ提案に強みを持つ。2019年にLINEヤフー(ソフトバンクグループ)の連結子会社となり、国内EC事業に加えて英国のファッションプラットフォームLYSTなど海外展開も進めている。
ZOZOは、洋服やファッション小物をネットで買える通販サイト「ZOZOTOWN」を運営する会社です。ブランドの商品を預かって代わりに発送する物流センター「ZOZOBASE」の運営や、自分の体形を測って服のサイズを選びやすくする「ZOZOFIT」、コーディネートを共有できるアプリ「WEAR」の提供も行っています。
エンドユーザー向けにはECサイト・アプリを通じてファッション商品を販売し、出店ブランド・企業からは販売手数料や物流・システム利用料を収益源とするBtoBtoCモデルが中心。アクティブ会員数は1000万人を超え、豊富な購買データを活用した広告・マーケティング支援事業も展開している。
国内ファッションEC市場でトップクラスのシェアを持ち、楽天ファッションやAmazonファッション、各ブランド直営ECとも競合するが、独自の物流網・採寸技術・出店ブランド数の多さが差別化要因となっている。2019年にヤフー(現LINEヤフー)の子会社となったことで、ヤフーの集客力やID基盤との連携も強みの一つ。
2030年3月期を目標とする中期経営計画では、ZOZOTOWNを軸に音楽フェスやポップアップ、韓国ファッションモール「ムシンサ」との連携、ファッション特化AIの構築などを行う「モアファッション」領域、スキンケア・ヘアサロン・フィットネスなど隣接消費領域へ拡大する「ニアファッション」領域(香りプラットフォーム「Caroria」など)、英国LYSTや北米向け採寸アプリ「ZOZOFIT」を軸とした「グローバル」領域の3層構造で成長を目指す方針を示している。
企業理念として「世界中をカッコよく、世界中に笑顔を。」を掲げ、ファッションを通じて世界中の人々に笑顔を届けることを目指している。子会社ZOZO NEXTでは「Create the future of fashion and the next big thing.」をミッションとし、テクノロジーでファッション領域の課題解決に取り組む姿勢を示している。
公式サイトに明確な人物像の一覧は少ないが、募集要項や社員インタビューからは、ファッションやカルチャーへの強い関心・当事者意識、変化の速い環境で主体的に挑戦できる姿勢、データやテクノロジーを活用して課題解決する志向が重視される傾向がある。中途採用では即戦力となる専門性に加え、部門を超えて連携できるコミュニケーション力も評価ポイントとされる。