ウェルスナビは、投資一任契約に基づき世界約11,000銘柄のETFを用いて自動で資産運用を行うロボアドバイザーサービス「WealthNavi」を運営する、預かり資産・運用者数で国内No.1のフィンテック企業。2020年に東証マザーズへ上場したが、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)によるTOBを経て2025年3月に上場廃止となり、現在は三菱UFJ銀行の完全子会社としてグループ内でデジタル資産形成事業を担っている。
ウェルスナビは、お金の運用をすべて自動でやってくれるアプリ「WealthNavi」を提供する会社です。年齢やリスクの好みを答えるだけで、AIが世界中の株や債券をまとめた金融商品(ETF)を自動で選んで買い、積立・分散投資してくれます。手数料は預けた資産の年1%程度。クレジットカードのお釣りを自動で投資に回す「マメタス」というサービスも展開しています。
主に「忙しくて自分で資産運用する時間がない」「投資の知識に自信がない」といった個人(特に働く世代)を顧客とし、預かり資産残高に応じた運用手数料を収益源とするサブスクリプション的なストックビジネス。地方銀行や証券会社等とのアライアンス(WealthNavi for〇〇)を通じた金融機関経由の顧客獲得も行っている。
預かり資産・運用者数で国内ロボアドバイザー市場No.1(2026年に預かり資産2兆円・運用者数50万人超を突破)とされ、お金のデザイン(THEO)などの競合に対し規模で先行している。2024年3月にMUFGと資本業務提携し、2025年にMUFGの完全子会社化。今後は三菱UFJ eスマート証券との経営統合が予定されており、メガバンクグループの顧客基盤・信用力を活かした事業拡大フェーズに入っている。
MUFGグループ入り後は、デジタルバンク構想と連携した新たな資産形成サービスの開発や、三菱UFJ eスマート証券との経営統合を見据えた「総合アドバイザリー・プラットフォーム(MAP)」構想の実現に注力するとされている。プロダクト開発(エンジニアリング・データ分析)、グループ内連携によるチャネル拡大、既存の資産運用・保険関連サービスの拡充などが配属領域として想定される。
ミッションとして「働く世代に豊かさを」を掲げ、ビジョンとして「ものづくりする金融機関」を標榜し、エンジニアやデザイナーが中心となってプロダクトを内製する組織文化を志向している。バリューとして「誠実に、正直に、お客様のために」「助け合おう、向き合おう」「一歩を重ねて、大きな前進を」を掲げている。
同社は「本質的な顧客体験」を重視し、多様なバックグラウンドを持つメンバーがサービスやミッションに共感して集う組織づくりを志向している。金融とテクノロジーの両方に関心を持ち、自ら手を動かしてプロダクトをつくる姿勢や、大手金融グループ傘下という環境下でも変化を楽しみながら事業成長にコミットできる人物が求められると考えられる。