WACULは「AIアナリスト」というAI搭載Web解析・改善提案SaaSを軸に、コンサルティング・アウトソーシング・人材マッチングまでを一気通貫で提供するマーケティングDX企業。4万超のサイトデータと1.2万超の成功・失敗事例から成功確率の高い施策のみを抽出することを強みとし、2022年に東証マザーズ(後グロース)へ上場したが、2025年にTBSホールディングスによるTOBを経て同社の完全子会社となり非上場化した。
会社のホームページ(Webサイト)をもっと良くするためのAIツール「AIアナリスト」を作っている会社です。AIがサイトのアクセスデータを分析し、「ここを直すと成果が上がりますよ」と改善案を教えてくれます。ツールを使うだけでなく、記事作成の代行やコンサルティング、マーケティング人材の紹介まで、まとめてサポートしています。
主に事業会社のマーケティング部門・EC担当者などをクライアントとするBtoBビジネス。SaaSプロダクトのサブスクリプション売上に加え、コンサルティングやアウトソーシングの役務提供による収益を組み合わせるストック型+フロー型の複合モデルが特徴。
Web解析・CRO(コンバージョン率最適化)領域において、単なる解析ツール提供にとどまらず「成功確率の高い施策だけを絞り込んで提案する」独自のアルゴリズムとデータベースを強みとし、Googleアナリティクス等の汎用解析ツールや大手代理店型のマーケティング支援会社とは異なるポジションを取る。2025年にTBSホールディングスの完全子会社となったことで、メディア・放送事業とのシナジーが今後の差別化要素になり得る。
東京大学・京都大学・明治大学の教授を顧問に招くなど研究開発に注力しており、AI・機械学習を用いた施策提案精度の向上が引き続きの重点領域。加えて、非上場化・TBSグループ入り後はLLM(大規模言語モデル)活用型のサービスへのピボットが報じられており、生成AI・LLMOps関連の新規事業領域での人材ニーズが見込まれる。
「機械(ツール)が得意なことは機械に任せ、人は人がやるべき本質的な施策に集中する」というコンセプトを掲げ、属人的なスキルに頼らない再現性の高い施策提供によって、企業とマーケターの生産性を最大化することをビジョンとしている。
「成果にコミットできる」こと、「やってる感だけの施策には取り組まない」姿勢を重視し、クライアントと対等なパートナーシップを築ける人材を求める。ロジカルにデータを扱いながらも、施策を「分かる化」して現場で実行できる実務遂行力が評価されるとみられる。