JMDCは健康保険組合から提供されるレセプト(診療報酬明細書)データや健診データを国内最大級の規模で保有・分析し、製薬企業や保険会社、医療機関、自治体などに提供する医療データサービス企業。東証プライム上場企業(証券コード4483)で、電子カルテ関連サービスやPHR(パーソナルヘルスレコード)事業も展開している。
健康保険組合等から収集した匿名化レセプト・健診データを統合したデータベースを構築し、製薬企業向けの市場分析・臨床開発支援、保険会社向けの保険商品開発支援、自治体向けの医療費適正化支援など幅広い用途にデータを提供している。近年は電子カルテ関連の周辺システムやオンライン診療領域にも事業を拡大している。
主要顧客は製薬企業、生命保険・損害保険会社、医療機関、自治体・官公庁など。匿名化された医療データの分析・提供や、データ活用を前提としたシステム・サービスの提供によって収益を得るBtoBモデルが中心。
国内最大級のレセプト・健診データベースを保有する医療データ企業として業界を牽引しており、同様の医療データ分析を手がける企業の中でも老舗かつ最大手の一角。近年はM&Aによりヘルスケア関連スタートアップ(アンター等)をグループに迎え、事業領域を拡大している。
医療ビッグデータとAI・生成AIを組み合わせた解析サービスの高度化、PHR(個人の健康データ)を軸にした予防・健康増進サービスの拡充、医師向けプラットフォーム事業(子会社アンター等)とのシナジー創出などに注力していくとみられる。
「健康で豊かな人生をすべての人に」を掲げ、医療ビッグデータの活用を通じて個人の健康増進と医療の効率化・質向上の両立を目指している。
医療・ヘルスケア分野の社会課題に関心があり、データを扱う仕事に強い興味を持つ人材が求められる。データサイエンスやシステム開発の専門性に加え、製薬・保険業界の顧客と対話しながら課題解決を進める姿勢が重視される。