東京都千代田区に本社を置く国内石油元売り大手で、燃料油事業を中核に基礎化学品、高機能材、電力・再生可能エネルギー、資源開発など多角的な事業を展開している。昭和シェル石油との経営統合により業界内での存在感を高めた。
出光興産はガソリン・軽油・灯油などの燃料油事業を中核としつつ、石油化学製品(基礎化学品)、機能性材料(有機EL材料等の高機能材)、電力・再生可能エネルギー事業、石炭等の資源開発事業を展開する総合エネルギー・素材企業である。
個人消費者向けのサービスステーション(ガソリンスタンド)網を通じた燃料販売に加え、法人向けには化学品・機能材料・電力の供給を行うBtoC・BtoB双方のビジネスモデルを持つ。原油調達から製品供給までのバリューチェーンを自社で保有する点が特徴である。
2019年の昭和シェル石油との経営統合により、ENEOSホールディングスと並ぶ国内石油元売りの二強体制を形成している。石油依存からの脱却を図り、化学・電力・資源分野への多角化を進めている。
カーボンニュートラル実現に向けた再生可能エネルギー・水素・アンモニア事業、有機EL材料など高機能材事業の拡大、サーキュラーエコノミー(廃プラスチックのケミカルリサイクル等)の推進に注力している。
創業者出光佐三の「人間尊重」の精神を経営の根幹に据え、「大切なものを、未来へつなぐ。」を掲げてエネルギー・素材を通じた社会課題の解決を目指している。
「人間尊重」の理念に共感し、変化を恐れず主体的に行動できる人材を求める。多様な事業領域で挑戦し続ける柔軟性と、長期的視点で社会課題に向き合う姿勢が重視される。