DMM.comは動画配信、FANZA、DMM英会話、DMM FX、ゲーム、3Dプリント、水族館経営、農業、EV充電インフラまで17領域60以上の事業を展開する総合インターネット企業。祖業のアダルトコンテンツ事業を起点に、M&Aやベンチャー投資(DMM VENTURES)を通じて非連続的な事業拡大を続けている点が特徴。
DMMは動画が見放題の「DMM TV」やオンライン英会話「DMM英会話」、FX取引の「DMM FX」、オンラインゲーム、成人向け動画配信「FANZA」など、まったく違う分野のサービスを60個以上運営する会社です。ほかにも水族館の運営や3Dプリントの受注、太陽光発電、農業まで手がけ、「なんでもやる会社」として次々に新しい事業を増やしています。
グループ会員数は6,012万人規模(2026年2月期時点、公式資料)に達し、BtoC向けのサブスクリプション課金、EC、金融取引手数料、広告収入など多様な収益源を組み合わせたポートフォリオ経営を行う。新規事業の多くはM&Aや自社ベンチャーキャピタル「DMM VENTURES」による出資を通じて取り込まれている。
単一業種に特化せず、楽天やサイバーエージェントに近い総合ネット企業でありながら、アダルトコンテンツを祖業に持ち、水族館やサッカークラブ経営、農業など既存のIT業界の枠を超えた事業展開を行う点が特異。「10事業のうち1つ成功すれば良い」という創業者の考え方に基づく多産多死型の新規事業創出文化が競合との差別化要因となっている。
動画配信サービス「DMM TV」のコンテンツ・技術強化、生成AIの活用推進、オンラインクリニックなどヘルスケア領域、EV充電インフラや地方創生・農業といった社会インフラ系の新規事業への投資拡大が今後の重点領域とされている。
ビジョンとして「誰もが見たくなる未来」の実現を掲げ、ミッションは「人がみな失敗を恐れず、挑戦できる世界をつくる」こと。バリュー「DMM. ESSENCE」として、失敗の肯定、テクノロジー重視、誠実性、経営基盤(ちゃんと稼ぐこと)の確保、好奇心の5要素を掲げている。
年齢・肩書き・既存領域にとらわれず変化に立ち向かい、失敗を恐れず挑戦し続けられる人材を求める傾向が強い。新規事業が次々生まれる環境のため、専門性を活かしつつも未経験領域への越境や当事者意識をもって手を動かせるかが選考で重視されるとされる。