キャディ株式会社は「モノづくり産業のポテンシャルを解放する」ことをミッションに掲げ、製造業向けの図面データ活用クラウド「CADDi Drawer」や受発注プラットフォームを展開するスタートアップです。2017年設立ながら急成長を遂げ、日本を代表するユニコーン企業の一つとして製造業のデジタル変革(DX)をリードしています。2024年には事業を統合し「製造業AIデータプラットフォーム CADDi」として再構築、AIを活用したものづくり産業の課題解決に注力しています。
キャディは、金属部品などを作る製造業の会社向けにサービスを提供しています。バラバラに保管されている設計図面をAIで整理し、似た図面をすぐ探せるようにする「CADDi Drawer」と、部品を発注したい会社と全国の町工場をつなげて見積もりや発注を自動化する仕組みを展開し、ものづくりの現場を助けています。
顧客は自動車・建設機械・重工業・プラントなど大手製造業を中心としたエンタープライズ企業と、部品加工を担う全国の中小サプライヤー企業の両面。CADDi Drawerはエンタープライズ企業向けにSaaS型のサブスクリプションモデルで提供され、受発注プラットフォーム事業は発注企業とサプライヤーの間に立ち、製造委託取引の仲介・最適化によって収益を得るマーケットプレイス型ビジネスモデルを採る。BtoBかつ大企業の基幹業務に関わる領域のため、営業・カスタマーサクセスと技術開発の両輪が重視される。
製造業DX・SaaS領域において、図面データ活用や受発注プラットフォームに特化した企業として国内で先行的なポジションを築いている。大型の資金調達を重ねており、国内スタートアップの中でも評価額の高いユニコーン企業として知られる。同領域には図面管理・調達DXを手掛ける他のスタートアップも存在するが、CADDiは「図面データの資産化」と「受発注の効率化」を一気通貫で提供する点、および大手製造業との深い取引実績を強みとしている。
2024年の事業統合以降、AI技術を核とした「製造業AIデータプラットフォーム CADDi」への投資を強化しており、1年で300人規模の採用を目指すなど積極的な組織拡大を進めている。特にAI・機械学習エンジニア、プロダクト開発、エンタープライズ営業・カスタマーサクセス職などへの配属機会が多いとみられる。海外展開(グローバル採用も実施)にも力を入れている。
ミッションは「モノづくり産業のポテンシャルを解放する」こと。10年ビジョンとして「物的イノベーションを10倍加速させる」ことを掲げ、AIの進化を物理世界(製造業の現場)での実装につなげ、人類の進化に貢献することを目指している。行動指針として「もっと大胆に」「卓越しよう」「一丸で成す」「至誠を貫く」という4つのコアバリューを掲げている。
採用では「Cultural Fit(文化への適合)」よりも「Cultural Impact(入社によってチームがどう良い方向に変わるか)」を重視する姿勢を明確にしている。難しい課題に対して課題設定自体を問い直せる思考力、自立性と協働性を両立できる人材、事業への貢献を第一に考えられる実行力のある人物が評価されやすい。ハイグロース環境でのスピード感・当事者意識を持って動ける人材が求められる。